『温泉シャーク』のネタバレあり感想&サメ解説【BGサメ映画レビュー】

邦題温泉シャーク
原題温泉シャーク
公開年2024年
監督井上森人
出演金子清文 / 藤村拓矢 / 中西裕胡
制作国日本
ランク準A級(世間的にはB級だが個人的にはお勧めしたい。)
ストーリー★★★★☆
演出や絵作り★★★☆☆
サメの造形★★★☆☆

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目次

あらすじ

温泉で人気の観光地S県暑海市で、温泉客が忽然と姿を消す連続失踪事件が発生。

さらに、暑海市の海岸ではサメの被害に遭ったと思しき身元不明の遺体が次々に発見されていた。

捜査を進める暑海市警察の束伝兵衛署長は、海洋生物学者の巨勢真弓の協力を得て、一連の不可解な事件は温泉を自由に行き来することができる古代のサメ”温泉シャーク”の仕業だと突き止める。

しかし、温泉シャークの凄まじい勢いと驚異的な能力によって多くの市民が犠牲になり、暑海市そのものが破壊されようとしていた。

もはや風前の灯となった暑海市を救うべく、巨勢と市長の万巻貫一は、謎の男”マッチョ”と共に温泉シャークに立ち向かう・・・。

これ以降の記載は映画の重要部分についてのネタバレを含みます。鑑賞前にネタバレを知ってしまったことに対する責任は一切負いかねますので、予めご了承ください。

見どころ・ツッコミどころ

公開前から話題沸騰のバカげた特撮サメ映画

「温泉からサメが出る」。

何をどう考えてもふざけているとしか思えない設定にもかかわらず、公開前から話題”沸騰”していた日本発のサメ映画です(『ジョーズ・イン・ジャパン』や『妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク』の前例があることから、日本”初”ではないことに注意です)。

クラウドファンディングで支援額1000万円を突破するなど大盛り上がりを見せていた作品がどんなものなのか、早速劇場で観てみたところ、想像の5倍はふざけた作品でした。

物語の舞台は、明らかに熱海市がモデルの架空の街・暑海市。傲慢で短絡的な若手市長が大型リゾートを建設している中で失踪事件とサメの事故が連続し、それぞれの被害者が同一人物と判明。

「温泉に入った後、裸のまま海に出てサメに襲われたとでもいうのか?」という不可解な現象に頭を抱える警察署長たちの前に海洋生物学者が登場。「温泉の中を行き来できる古代ザメが人を襲っている」という珍説を唱える様に「そんなわけあるかw」とか思っていると、本当にその通りに人が次々に襲われます。

ここまでは予想の範疇でしたが、それ以降は「温泉を行き来する」とか完全にどうでも良くなるくらい、サメが様々な特殊能力を発揮して暴れ回ります。

「体が軟骨で柔らかいから狭いパイプの中を進んでいける」という説明を「まあサメ映画ですから・・」と強引に納得したのも束の間、パイプとか関係なく土やコンクリートから平然と顔を出して人を襲い始め、さらにガス攻撃などの特殊能力を発揮してきます。

また、公開当初から話題になっていた「サメの罠だ!」と「サメがないている」のフレーズについて、本当にサメが罠を仕掛けるし、サメがなきます(何かの比喩とかじゃなかった!)。

そして、温泉で人がサメに喰われるだけなのかと思いきや、自衛隊やアメリカ軍まで巻き込んだ壮大な話になり、尾田栄一郎先生に怒られそうなネタをぶち込みながら怒涛の展開へ・・・。

最終的には『呪術廻戦』の東堂葵を彷彿とさせる謎の男”マッチョ”が登場して完全にとんでもない方向に話が進み、「もう温泉とか関係なくほぼマッチョ芸じゃん」という謎な勢いで突っ走ります。

  • あのマッチョが凄すぎる!
  • 一体あのマッチョは何だったのか?

その驚きと疑問によって、ミニチュア撮影の手作り感や「温泉にサメが出る」という謎設定が全て気にならなくなるかもしれません。

そんなふざけた倒した作品なのに音楽が素晴らしかったり、後述の通り脚本が洗練されていたり、妙にクオリティの高い部分もあるという謎の作品。それが『温泉シャーク』です。

ふざけた設定なりに真面目に作りこんでいる

上記の通り完全にふざけたサメ映画ですが、ふざけているなりに作りこまれている作品でもあります。

まず、サメ映画と特撮映画の王道な流れが見事に融合していてストーリーが綺麗です。

序盤は警察署長をメインキャラに据え「サメの被害が連続しているのに対策を渋る市長」というジョーズ・テンプレが発動するのですが、市長に集められたインフルエンサー気取りが喰われる展開から「温泉とか関係なく大勢の人々が犠牲になり大パニックになる」という怪獣映画的な展開に自然とシフトしていきます。

そこからは「自衛隊が現れるが歯が立たず、このままでは米軍によって全てが破壊されてしまう・・・。俺たちがなんとかしなければ!」という『シン・ゴジラ』的な流れでサメとの最終決戦になります。

この「数人がサメに喰われる」というミクロな図式から「街全体が被害に遭って自衛隊や軍が動く」というマクロな図式に話を広げ、そこから「私たちで立ち向かいましょう」というミマクロな図式に落とし込む流れに無理やり感がなく、”マッチョ”を始めとする意味不明な要素が多いにも関わらず、ストーリー全体が自然と頭に入ってきます。

そんなストーリーの中で、中盤まで主人公だと思われた署長が倒れてしまう上に謎の”マッチョ”が登場することで、誰が主人公なのか良い意味で分かりづらくなり、完全なギャグ路線を走りながらも「一体この後誰が生き残ってどうなるんだろう?」というハラハラ感を残しているのは見事です。

また、描写や話の運び方が丁寧だと感じるシーンも多いです。

B級サメ映画では単なる登場人物の会話だけで済まされがちな「温泉シャークがどのように人を襲い、どこに生息しているのか?」という疑問について、アニメーションや巨勢の手書きイラストを使って丁寧に説明されており、常識外れのトンデモ設定がすんなり理解しやすくなっています。

その温泉シャークが犯人だと断定されるまでも「温泉で行方不明になった人間とサメ被害者のDNAが一致する」や「サメ除けブイが設置された日を考えると外部からサメが入ってきたはずはない」などの情報から徐々に迫っていく推理パートまで用意され、「まあサメ映画だから」で全てが許されてしまう業界の寛容さに甘えずに筋の通った物語を作っているように感じました。

さらに、手作り感満載な部分を惜しみなくさらけ出している点も好印象です。

B級サメ映画では少しでも予算を節約するためなのか、潜水艦に乗って闘うシーンでは操縦席に座る人の顔ばかり映ったり、同じCG映像を何度も使いまわすなど、「粗い部分を見せないように誤魔化した結果かえって手抜き感が目立っている」ということがよくあります。

しかし本作は、ミニチュア潜水艦とぬいぐるみシャークの白熱した特撮バトルを堂々と見せるなど、「安っぽさはあっても手抜きはしない」という意思が現れているように見えました。

しかも、そんな古き良き特撮映画のような映像の中で温泉シャークのCGという肝の部分はクオリティが高かったり、力の入れ所もしっかりしています。

映画の設定はB級ど真ん中で、A級とは呼べないような映像は多数あったものの、その作りこみの高さは一級品であり、巷に出回るB級サメ映画にあるような投げやり感は皆無でした。

本作はクラウドファンディングやエキストラの撮影参加など「周りを巻き込んでみんなで作っていく」という、キングコング西野さんが好きそうな戦略で成功したように言われることが多く、実際にそれが功を奏した面も大きいと思いますが、上記のような洗練された脚本や特撮撮影に正面から向かう姿勢も、本作を魅力的なサメ映画にしているのではないかと思います。

サメオタクなサメ博士が出る珍しい作品

本作の全てを”マッチョ”が持って行ってしまった感も否めませんが、個人的に注目したいのは中西裕胡さんが演じる巨勢真弓です。

海洋生物学の研究員である彼女は、自身の師である教授がサメに殺されたにも関わらず、その遺体に残された歯型を見て大興奮。グチャグチャの肉塊になっているであろう教授の遺体に「大発見です!」と叫ぶという狂気を発揮します。

そんな狂人ぶりを序盤で見せておきながら、危機迫る状況の中で素早く解決策を立案する頭脳と、それに自ら乗り込んでサメに立ち向かうという大胆さを発揮。そうかと思えば、一つの種を自らの手で滅ぼすことに罪悪感を覚えるという、真っ当な生物学者としての一面も見せます。

ほとんどのサメ映画に登場する海洋生物学者およびサメの生態に理解のあるキャラクターは、

  • ただサメに詳しいだけの人という感じで、当たり前のように駆除に参加する
  • 過激な保護活動家的な一面を持っており、サメ退治に反対する(そして大体喰われる)

のどちらかに分類されるタイプが多かったのに対し、彼女からはサメへの知的好奇心や保全意識など、実際にいるサメ愛好家に近いものを感じます。

人の死を前にしてもサメへの興奮を抑えられない狂人ぶりと足立梨花さんを彷彿とさせる美人という際立った特徴は持ちつつも、どこか地に足のついたような人間性をもっており、これまでのサメ映画では見られなかったキャラクターではないかと思いました。

実は僕も出ていたりエンドクレジットに載っていたりします

本作『温泉シャーク』には、ほんのわずかではありますが、僕も関わらせていただきました。

暑海市が温泉シャークに襲われて人々が逃げ惑うシーン、および温泉シャークの脅威が去って人々が万歳して喜んでいるシーンは、熱海市に集まったボランティアエキストラで撮影されています。

このうち、人々が逃げ惑うシーンのエキストラとして僕も参加させていただきました。

もちろんエキストラなので顔が映る保証はなかったのですが、実際に作品を見てみると、水色のシャツを着て首からカメラを下げた僕と思しき人間が映っていました。

2回くらい映っていたので、僕の顔を知っている方は是非探してみて欲しいです。

また、本作のエンドクレジット内の「SPECIAL THANKS」の中に、僕サメ社会学者Rickyの名前も掲載されています。

エンドロールの中に「危険なサメに襲われる確率は雷に打たれるよりも低いので、安心して海とお風呂を楽しんでください」という文字が表示されるのですが、この文言の作成協力者として、名前を掲載していただきました。

また、上記のようなご縁があったこともあり、劇場公開の翌日7/6に行われたSAKANABOOKS様でのトークイベントにて、監督の井上森人さんと、プロデューサーの永田雅之さんとトークさせて頂くことができました。

ここまで話題になり、熱い想いの込められた作品の中に名前を残すことができ、非常に嬉しく思っています。また、サメ映画の中でサメに関する正しい理解を促進するような発信をして頂いたことにも感謝しております。

「サメ映画はサメに対する偏見を助長する」という意見も一部ある中、「サメに詳しい人でこの分野に関わる人が他にいないし、なんだかんだ『ジョーズ』が大好きだから」という理由でサメ映画のレビューをしてきましたが、こうした関りができただけでも、活動してきた意味があると実感できます。

この場を借りて、関係者の皆様に改めてお礼をさせていただきます。本当にありがとうございました!

7/6のSAKANABOOKS様イベント「お誕生ジョーズ」にて。左から永田プロデューサー、井上監督、僕。©くもさんこう(@san_koh_kumo)

その他見どころや豆知識

  • 束署長の奥さんが万巻市長をビンタするシーンは『ジョーズ』のパロディです。2番目の犠牲者アレックス・キントナー少年の母親がマーティン・ブロディ署長をビンタするシーンと会話の流れがマッチしており、束夫人の眼鏡もキントナー夫人のものに似ています。
  • 万巻市長がラストでキング温泉シャークに放つ決め台詞「くたばれ!化け物!」も『ジョーズ』のパロディです。本来は「Smile you, son of a bitch!(笑えクソ野郎!)」なのですが、「笑え」→「口の中のボンベを見せやがれ」という変換が難しいと思われたのか、日本語吹替え版では「くたばれ!化け物!」に訳されることが多いです(実際には複数パターンの吹替えが存在します)。
  • バス・バスターコールとかいうパワーワード。
  • でっかい歯を持つ温泉シャークに噛まれて振り回されても感染症に感染するだけで一命をとりとめる束署長。実は”マッチョ”並みに強いのでは?

サメに関する解説

サメの造形

本作に登場するサメは学名「Carcharodon fons calidus」という架空のサメですが、やはりサメ映画ではお馴染みのホホジロザメをモデルにデザインされていたようです。

そもそも「Carcharodon」がホホジロザメの属名であるため、ホホジロザメと近い仲間の古代ザメという設定なのでしょう。

存在しないサメであることを考慮に入れれば、良く出来ていたと思います。

B級サメ映画で手を抜かれがちな第二背鰭や臀鰭、尾鰭上葉の欠刻などが再現されており、三角形の大きな歯や三日月型の尾鰭など、ホホジロザメらしい最低限の特徴は持っていました。

エラの部分が温泉マークになっているという特徴も面白かったです。

なお、サメ類のエラはほとんどが5対(種によっては6対または7対)なので、本作のサメのエラ孔が3対なのはおかしいことではあるのですが、作中で巨勢が「エラが3対ということは、収斂進化でサメに近い姿になった別の生き物なのかも」という疑問を呈しており「おお!」となりました。

自分たちで作り出したトンデモ設定を投げ出さず、それに生物学的に言及するセリフまで用意するサメ映画はなかなかありません。製作陣のサメに対するリスペクトが伺えます。

ただし、このサメの名前に関してツッコミを入れると、学名は二名法(属名+種小名)で本来記すので、「Carcharodon fons calidus」ではなく、「Carcharodon fonscalidus」と記すのが正しいです。

もっとも、「Carcharodon fons」という種の中にいる亜種ということであれば、「Carcharodon fons calidus」という記載もあり得ます。

この解釈だと、温泉シャークには亜種がいることになりそうですが、どうなんでしょう。続編はあり得るのでしょうか?

実際のホホジロザメ。

サメの行動

「温泉にサメが現れる」というトンデモ設定を前にして解説できることがあるのか、観る前は悩んでいたのですが、意外にも程よいツッコミどころや解説ポイントがあったので紹介していきます。

サメが温泉に現れることはあるのか?

もちろんサメが排水パイプの中を進んで温泉の中に現れたり、街中に温泉を作り出して罠を仕掛けることは無理です。

そもそもサメの骨が軟骨で柔らかいと言っても一定の硬度はあり、速く泳ぎ回る種であれば脊椎などが石灰化して硬骨のように硬くなることがあります。

また、熱帯の海に生息するサメでも、水温が40℃や50℃に達する水の中では生きられないでしょう。

しかし、軟骨魚類が熱水付近に現れた事例が存在します。

2015年6月、ガラパゴスの深海にある熱水噴出孔の周辺で、ガンギエイ類(Bathyraja spinosissima)の卵殻が発見されました。

研究チームはこの発見について、「熱水噴出孔の熱を利用して卵殻を温め、孵化を早めているのではないか?」という仮説を提示しています。

「熱水噴出孔の熱を利用している」と言っても卵殻周辺の水温は3℃以下なので温泉とは程遠いですが、サメと同じ軟骨魚綱・板鰓亜綱であるエイの仲間が地球の熱を利用しているというかもしれないという話には、温泉シャークと親和性を感じなくもありません。

実際の発見に関する動画はコチラ↓

サメは鳴き声を発しない

本作のサメは鳴き声を発していますが、サメは鳴きません。

音は彼らにとって重要な刺激なので、何らかのコミュニケーションをしている可能性もゼロではないものの、声帯が存在しないため鳴き声は用いていないでしょう。

ただし、釣り上げられたサメが「グー」とか「キュー」という風な音を出すことがあります。これは水や空気が抜けていく音ではないかと思います。

強いて本作を弁護するのであれば、本作のサメの鳴き声は「シャーク!」という、何をどう考えても創作だろうと分かるものだったことに好印象を覚えました。

B級サメ映画の中にはライオンやウシのものと思しき動物の声をサメに当て、中途半端にリアリティを持たせようとしてくることがあります。

リアリティも何もサメは鳴き声を発しないのですから、どうしても声を出させるならフィクションだと丸分かりなものである方が清々しいです。

ロレンチーニ器官は電気を発しない

温泉シャークは鼻先から電磁パルス攻撃を放っており、テレビのコメンテーターは「電気を発するロレンチーニ器官が発達して強い電気を作り出せる」という趣旨の説明をしていました。

しかし、ロレンチーニ器官は電気を発することはしません。動物が筋肉を動かすことで生じる微弱な電流を感知することができるだけです(地球の磁場を感じ取る役割も持っているなど諸説あり)。

デンキウナギが弱い電気を発生させることで獲物の場所を知る能力を持っているので、温泉シャークの電磁攻撃は、デンキウナギなどの動物の能力とロレンチーニ器官を混同したか、意図的にアイディアを輸入してきたものと思われます。

その他サメの解説

  • 巨勢は歯型だけで現生種のサメではないと断定していましたが、歯型だけで具体的な種まで同定するのは困難です。そもそも危険なサメ類が少ないので、歯と歯の間隔や肉の引き裂け方によってある程度種を絞ることは可能ですが「どの現生種のサメとも合致しない」と断定的に論じるのは無理だと思います。
  • 本作でチラッと映っていたサメ図鑑は実際に販売されているものです。下記から購入できますので、興味のある方は是非読んでみてください。

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