原点にして頂点とされる『ジョーズ』以降、サメが人々を襲うパニック映画だったはずのサメ映画は、いまやネタとしか思えないB級作品や、もはやネタにすらならないレベルのZ級作品など、混合玉石(石多め)のジャンルとなってしまいました。
そんな勢いの止まらないサメ映画について、あなたはどれだけの知識があるでしょうか?
今回はカルト的人気を誇るサメ映画について、合計30問のクイズを用意しました!
最初のページが初心者向け10問、2ページ目が中級者向け10問、3ページ目がサメ映画のことしか考えられないジャンキー向けの10問となっています。
解答解説も含めて楽しめる内容になっていると思うので、ぜひ全問正解目指してチャレンジしてみてください!
これ以降の記載は一部作品の重要部分についてのネタバレを含みます。鑑賞前にネタバレを知ってしまったことに対する責任は一切負いかねますので、予めご了承ください。
第1問:『ジョーズ』で人を襲っていたサメの種類は?
- ホホジロザメ
- イタチザメ
- オオメジロザメ
- アオザメ
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1.ホホジロザメ
『ジョーズ』に出てくるサメはネズミザメ目ネズミザメ科ホホジロザメ属のホホジロザメです。
作中でマット・フーパ―が市長やクイントに対して何度かサメの名前を発していますし、一番有名な危険ザメなので簡単だったと思います。
第2問:『ジョーズ』に出てくる漁師クイントが持つ船の名前は?
- イルカ号
- オルカ号
- オーロラ号
- インディアナポリス号
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2.オルカ号
作中の発言で船名が出ることはほとんどなかったですが、船尾に記された「ORCA」の文字が何度も映るので、これも簡単だったと思います。2作目『ジョーズ2』でもこの船は少し登場します。
ちなみに、選択肢1のイルカ号はネタですが、3のオーロラ号はマット・フーパ―が乗る予定だった調査船の名前で、選択肢4はクイントが乗っていたという設定の米国海軍の戦艦です(第二次大戦中に本当に沈没した船で、乗組員の一部がサメに襲われて亡くなっています)。
第3問:『ディープ・ブルー』で主に人を襲っていたサメの種類は?
- ホホジロザメ
- イタチザメ
- オオメジロザメ
- アオザメ
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4.アオザメ
アオザメにしては目が小さくて邪悪な顔つきに思えましたが、一応本作のサメはアオザメという設定です。
外洋性で飼育も極めて難しいサメであり、何でこんなサメで治療薬の研究を進めようと思ったのか謎でしかありません。
同じく大型で長期飼育がしやすいニシレモンザメやシロワニで良かった気がします。
第4問:『ディープ・ブルー』の施設では何尾のサメを飼っていた?
- 1尾
- 2尾
- 3尾
- 4尾
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4.4尾
ストーリー上で人々を襲うサメはアオザメ3尾です。
しかし、研究所でトラブルが発生する前に、カーターの目の前でアオザメ二尾に喰われたイタチザメがいます。そのため「何尾の”サメ”を飼っていたか?」という質問なら、イタチザメを含めた4尾が正解になります。
第5問:『MEG ザ・モンスター』で主に人を襲うサメの種類は?
- クラドセラケ
- ヘリコプリオン
- メガロドン
- カルカロドン
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3.メガロドン
これはボーナス問題ですね。ご存知の通り、本作は「絶滅したはずの巨大ザメ・メガロドンが生きていた」という設定の映画です。
なお、クラドセラケとヘリコプリオンはメガロドンよりもずっと前に生きていたとされる軟骨魚類の名前で、カルカロドンはホホジロザメの属名です。
かつてはメガロドンも同じ属のグループだと考えられていましたが、現在は絶滅した古代ザメのグループであるOtodusの仲間だったとする説が有力です(諸説あり)。
第6問:『MEG ザ・モンスター』に登場する研究所の名前は?
- アクアティカ
- マナ・ワン
- ファンアイランド
- マルコ研究所
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2.マナ・ワン
初心者にはやや難易度高めですが、作中で何度か言及されていますし、本作に中国人キャラクターが多いことを覚えていれば勘で正解できたと思います。
なお、アクアティカは『ディープ・ブルー』に登場する研究施設、ファンアイランドは『MEG ザ・モンスターズ2』でメガロドンや巨大ダコに襲われるリゾート地、マルコ研究所はZ級サメ映画『ランドシャーク 丘ジョーズの逆襲』に出てくる研究施設です。
第7問:『シャークネード』で活躍する主人公の名前は?
- フィン・シェパード
- ギル・シェパード
- スティーブ・サンダース
- アンソニー・フェランテ
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1.フィン・シェパード
B級サメ映画をよく知っている方なら、これもボーナス問題でしょう。
なお、ギル・シェパードはフィンの次男の名前、スティーブ・サンダースはフィン・シェパード役のアイアン・ジーリングが『ビバリーヒルズ高校白書』に出演した際の役名、アンソニー・フェランテは『シャークネード』シリーズの監督です。
第8問:『シャークネード』シリーズで実際に起こったことを”全て”選びなさい
- 人類世界の破滅
- 宇宙空間でサメとバトル
- サメの胎内で人間が出産
- サメが足を生やして陸を歩く
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1、2,3(4のみ起こっていない)
5作目『シャークネード5 ワールド・タイフーン』にて、シャークネードとの戦いの最中に放たれたエネルギーによって人類は破滅を迎えています。
3作目『シャークネード エクストリーム・ミッション』にて、フィンたちは宇宙空間でサメと闘い、サメの体を大気圏突入用のシェルターとして利用した(ただ食われただけ)フィンの妻エイプリルが地球帰還と同時に子供の出産に成功しています。
なお、サメが陸を歩くB級サメ映画は数多くありますが、『シャークネード』シリーズ中でサメは歩きません(陸の上で流されてきたり滑ってきたりするシーンはあります)。
第9問:『海底47m』でリサとケイトの姉妹が訪れた場所は?
- 南アフリカ
- オーストラリア
- メキシコ
- バハマ
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3.メキシコ
本作はメキシコで休暇を過ごしていた姉妹が、ひょんなことからシャークケージダイブに参加し、そのケージが海底に落下してしまうという内容になっています。
しかし、ケージダイブによるサメの悪影響を懸念したメキシコ政府により、メキシコでケージダイブが盛んにおこなわれていたグアダルーペ島では、現在ケージダイブが禁止されています(これは作品の話ではなく実話)。
なお、南アフリカとオーストラリアもホホジロザメが多く生息する場所でありケージダイブが人気です。
また、バハマではイタチザメなどの大型サメ類と檻なしで泳ぐツアーがあります。
第10問:『海底47m 古代マヤの死の迷宮』に出てくるサメの特徴とは?
- 全長20m以上ある
- 体の色が真っ黒
- 知能が極めて高い
- 盲目である
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4.盲目である
本作のサメは長い間洞窟の中で独自の進化を遂げたという設定で、全身が真っ白で盲目という設定でした。
そもそも洞窟という狭い空間でホホジロザメが長く生き残って独自の進化を遂げるという設定に無理があるように思えますが、実際に洞窟内で視力や色素を失った状態の魚が見つかっているので、それをモデルにしたのでしょう。
以上が初心者向けの10問でした。
あなたは何問正解できたでしょうか?
もし半分の5問以上正解できていれば、それだけでサメ映画に詳しい人と名乗っていい気がします。
「問題が簡単すぎる」と思った方は、ぜひ次のページに進んで、サメ映画の沼にハマってみてください。
コメント
コメント一覧 (2件)
クイズ制作お疲れ様です。
流石の知識量とウィットに富んだ設問で素晴らしかったです。
一点だけ、第24問の『エクソシスト・シャーク』のサメガールのロケ地ですが、正しくはテネシー州ナッシュビルにあるショッピングセンター、オプリーミルズ内の“ Aquarium Restaurant”になります。
テネシー水族館はOPクレジットの背景に流れていた映像のロケ地ですね。
コメントありがとうございます。
あれ、そうでしたか。申し訳ないです。
YouTubeでテネシー水族館を調べて出てきた動画の風景が合致していたので疑いませんでした。
州を当てる問題に変えておきます。